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ブログには少し抵抗を感じるのは年齢的なものでしょうか。日記は今でも秘密にしておきたいのです。
日頃の思いや つぶやき、グチなどを詩という形にしてみました。 

時々入れ替えもしますので時間があれば覗いてみてください。

視点

ひとつのモノをじっと見る
それもいい


1メートルだけ視点を変える
見つめていたモノが視野の端にくる
ちがったフレーズになる
うん、これもいい


もう1メートル動かしてみる
今度は
見えてなかったモノが
新鮮にとびこんでくる
マンネリ化した生活
上下 左右
たまに視点を変えてみる


気持がリフレッシュする

こころ 元気?
うん 元気!
ちょうどいい大きさと形
今の私にあってるみたい
自問自答してみる


安定した静けさが
なんとなく物足りなくて
器からはみ出した時
圧迫感に
器が大きく見えた時
こころは不安定


私に合った大きさと形
そんな器があるってこと
この頃 気がつく

わたし

人は
たったひとり
生れてくる
 
人は
たったひとり
死んでいく

なのに
人は
たったひとりで
生きられない

誰かの支えがいる
誰かの助けがいる

だから
人は幾つになっても
人が恋しい

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  詩 集  

マニキュア

年輪を重ねてきた手
思わず隠したくなるほど
老化が目立つ
思えば20代の頃
白く細かった指を見て
歯の浮くようなせりふを
テレもしないで言った人
なんだか妙に懐かしい


時の流れは
老いとなって押し寄せる
お気に入りの指輪
はめてみたけれど
血管が浮き
皺の増えたみにくい手
かえって目立たせるだけ
ケースに再びにしまい込む


ああ
なのに性懲りもなく
爪にマニキュア塗ってみる

枝打ち

青空に向かってまっすぐ伸びる
枝打ちされた北山杉
良材として
惜しげなく払われる枝


あってもなくてもいいモノを
捨てきれず
迷いながら
言い訳しながら取っておく
不必要なモノに囲まれて
必要なモノを見失う


あってもなくてもいいモノは
思い切って切り捨てて
空に向かって背伸びをしたら
きっと何か見えるかも

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​わたし
  
   
ほとけさま   
 
アンカー 1
​わたし
  
   
ほとけさま   
 
アンカー 2
​わたし
  
   
ほとけさま   
 
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