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ブログには少し抵抗を感じるのは年齢的なものでしょうか。日記は今でも秘密にしておきたいのです。
日頃の思いや つぶやき、グチなどを詩という形にしてみました。 

時々入れ替えもしますので時間があれば覗いてみてください。

出会いのルーツ

あなたがいて
わたしがいる

出会いのルーツをを辿ってみると
人生多くの岐路がある
もし、あの時
他の道を選んでいたら
出会えなかったふたり

その時 その時
選んだ道はひとつ
関わりあった人の
誰ひとり欠けても
あなたの隣人になれなかった私

歩んできた道を遡れば
糸が絡むことは無いけれど
あの道
この道
迷いながら出てきた場所に

あなたがいて
わたしがいる
 

遠い日々

夕べの道にまたひとつ
明りが灯るように
いつかまた何処かの町で
人と人は出会い
そして別れを繰り返す


たったひとつ
掛け違えたボタン
あの時
すぐに直せばよかった
素直になれなくて
ごめんなさいが言えなくて
遠ざかった日々を懐かしむ


出会いの時の
あなたの手の温かさ
今も伝わってくる
大きな時の流れが
ふたりに別の人生を歩ませる
思い出すのは
別離の時の悲しみより
出会いの頃の喜びばかり


大都会にめずらしい雪の日
待ち合わせの場所に
着ていったコートの色
セーターの柄まで
優しく迎えてくれた
あなたの笑顔と共に思い出す

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  詩 集  

クールビズ

汗を拭きながら歩く坂道
登り詰めたところは
エゾカンゾウの咲き乱れる
礼文島ゴロダ岬
出発点スコトン岬から
終着スカイ岬まで
4時間のトレッキング
中間点でひと休み
快い海からの風が首筋を冷やす
振り向けばお花畑の中
歩いてきた道が延々と続く


7月の礼文島は
花の浮島
レブンシオガマの紅
ミヤマキンポウゲの黄
チシマフウロの紫
ウスユキソウの白
数えきれない花たちとの出会い
そして周りは碧い海


大自然から
生きる活力もらって
命の洗濯
ココロさわやか
ク-ルビズ
荷物を少し軽くして
さあ 明日から
現実をトレッキング

柳川旅情

雨上がり
新緑に映える川面を
どんこ舟が行く
船頭さんの巧みな竿さばき
笑いを誘う軽妙なおしゃべり
水面を覆う栴檀の緑に
うす紫の花が真っ盛り

城下町のなごり
掘割のあちこちに
地元出身 北原白秋の
水中歌碑が立つ

  からたちの花が咲いたよ
  白い白い花が咲いたよ

亡くなった母さんが
口ずさんでいたいたメロディ
 「砂山」も
 「この道」も
 「雨が降ります 雨が降る」も
みんなみんな白秋の歌
母さんの生まれは
柳川から近い久留米市東町
少女期は白秋の全盛時代

穏やかな水の流れ
母に重なる詩歌の優しさ
柳川の旅の
やすらぎと癒しのひと時

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 愛 

 旅 

​わたし
  
   
ほとけさま   
 
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